ラストアイドル・タイランドのサバイバル形式オーディション番組『Last Idol Thailand』の第9回が8月1日（日）タイ時間12:30（日本時間14:30）にCH7 HDで放送され、当日20:00にYouTubeチャンネルでも公開されました。




 

ここからは第9回のネタバレですので、番組を視聴後に読み進めることをオススメいたします。

第9回の1人目の挑戦者は第8回の続きでプリーム（Preme พรีม）、18歳。
プリームは第8回で歌を披露したので、今回は挑戦を指名されたゲー（19歳）の歌の披露からスタートです。

 




 

ゲーはBetter Weatherの『อย่าเสียใจคนเดียว』（一人で悲しまないで）を披露。この曲は2015年に放送された大人気学園ドラマ『HORMONES 3 THE FINAL SEASON』の挿入歌でした。

 

勝者を選ぶことになった審査員は、TanことTaron Liptapallopさん。

R&Bポップスを歌う男性2人のユニット「LIPTA」の一人で、アイドルの楽曲のプロデュースを多く手掛けてきました。
最近では元BNK48 2期生 Natherine Dusitaのソロデビューシングル『จีบก่อนผิดไหม』（ジープゴーン・ピットマイ：先に口説くのは間違ってる？）のプロデュースをして注目を集めました。同曲MVは26時間で100万回再生を達成しています。そのMVを紹介しておきます。

 

 

そのTanさんが選んだ勝者は、ゲー。暫定メンバーの地位を維持できました。

歌唱、パフォーマンス、オーラ・輝きの3部門で評価したとTanさん。歌唱は2人ともかなり良かったのですが、パフォーマンスと輝きに関してはゲーは放っているものがかなりあり、また歌とパフォーマンスがマッチしていたことが判断の理由だと語りました。




 

そして今回ももう1人、13人目となる挑戦者が登場です。
サマー（Summer ซัมเมอร์）、18歳。

 

 

サマーは、2020年から活動をスタートした新しい女性アイドルグループHatoBitoの現役メンバーです。

 

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歌好きな母親がステージ上で歌を歌う姿を見たインパクトが強烈で、それ以来自分もステージに立って歌を歌い、多くの人に自分の歌声を好きになってもらいたいと思ったのがアイドルを目指したきっかけでした。

 

サマーが挑戦に指名したのは、暫定メンバー番号3番のミーミー（20歳）。

理由をサマーは、マンムックが好きで横に立ちたいため、『バンドワゴン』に2番のマンムックと2人で歌うパートのある3番のポジションを選んだと説明しました。

対するミーミーもグループのお母さんとも言えるマンムックが大好きなので、このポジションをやすやすと渡しはしないと応じながら、挑戦者のサマーにもエールを送りました。

 

 

サマーが披露した曲は1980年代に知らない人がいないほどの国民的大人気だったルークトゥン（タイ演歌）歌手Pumpuang Duangjanの曲『กระแซะเข้ามาซิ』（勢いよく入って来て）の現代ダンスミュージック・アレンジバージョン。ラップの部分はサマーが自分で作詞しました。

 

そしてミーミーの番です。

 

 

ミーミーは第1回で1人目の挑戦者として暫定メンバーだったカノムワンを破り、第4回で5人目の挑戦者ミンニーに勝利してきました。

そんなミーミーが披露した曲はPARADOXの『มีแต่เธอ』（君だけ）。

 

勝者を選ぶことになった審査員は、BowことSurattanawee Suwipornさん。

Bowさんは2000年前後に一世を風靡した女性2人組アイドルユニット「TK」（Triumphs Kingdom）の一人です。
TKの日本風ファッションは当時の女子高生に絶大な影響を与えました。それまでキャミソールを着て外を歩く普通のタイ人女性はまずいませんでしたが、TKの登場でサイアムスクエアを行き交う女の子達のファッションがガラッと変わったほどです。

タイ人ならほとんどの人が知っているTKの代表曲ともいえる『ผ้าเช็ดหน้า』（ハンカチ）のMVを紹介しておきます。

 

 

Bowさんが選んだ勝者は、ミーミー。暫定メンバーの地位を維持できました。

Bowさんは、サマーの披露は素晴らしく、1対1での比較ならサマーを選ぶと前置きしたうえで、グループ全体のイメージにはサマーは合わないことが判定の理由だと説明しました。

 

なお放送日の夜、サマーはツイッターに次の投稿をしました。

みなさんが私のパフォーマンスを気に入ってくださったことに私は感謝します。
今回のパフォーマンスでは、多くの人が見たことがないかもしれない私の一面をあえて見せようとしました。
結果がどうであれ、このパフォーマンスをできて私は本当に幸せです。
私を可愛がって好きでいてくださってありがとうございます🥺🙏🏻
私は今後も成長していき、自分の好きなことを立ち止まらずに続けていきます💗

 

 

これで暫定メンバーが9回連続で防衛を果たしたことになります。

 

 

『ラストアイドル・タイランド』過去の回
  • 第1回（2021年6月6日放送）
  • 第2回（2021年6月13日放送）
  • 第3回（2021年6月20日放送）
  • 第4回（2021年6月27日放送）
  • 第5回（2021年7月4日放送）
  • 第6回（2021年7月11日放送）
  • 第7回（2021年7月18日放送）
  • 第8回（2021年7月25日放送）

 

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