コロナ禍で日本もタイもアイドルの活動が制限されている中、BNK48とCGM48の人気は今どうなんだろう?と漠然と考えている読者の方もいるのではないでしょうか。

筆者も気になったので調べてみました。指標に選んだのはメンバーのインスタグラムのフォロワー数です。フォロワー数増減が人気の方向性をある程度反映していると思われるからです。

BNK48Ota.comさんとCGM48Ota.comさんが集計して投稿してくれているフォロワー数ランキングのうち、毎月初に投稿している前月の月間フォロワー数増加ランキングをもとにグラフを作成してみました。期間はいずれもCGM48メンバー初披露&メンバーのインスタグラム公開があった2019年10月から直近の2022年1月までです。




BNK48

55人全員分のデータ入力はさすがに大変なこととグラフが見にくくなることから、メンバーを絞りました。
1期生の「神7」とPupe、2期生のFond、Panda、Wee、Faii(2021年3月解雇)、3期生のHoopとYoghurtの14人です。




 

全体的に人気がゆっくりと下降傾向にあるのがはっきり分かりますね。

なかでもCherprangは誰よりも先の2020年2月をピークに下降トレンド入りをしています。過去記事「3月 月間アクセス数TOP5記事」(2020年4月1日投稿)で見たとおり、同月には事務所のiAMが売り出す男性アイドルグループ The Brothers にBNK48劇場を使わせて大炎上し、経営陣の退陣会見にまで発展する事件がありました。CherprangはBNK48の顔であり運営と最も近いメンバーであることから、とばっちりを受けてアンフォローされたのがきっかけになったと思われます。

他の1期生メンバーらはおおむね2020年4月をピークに下落に転じています。4月19日にあったBNK48 9thシングル選抜総選挙の結果発表がBNK48の全体的な人気のピークだったと見て良いでしょう。

目立った例外はMobileで、1月27日にMVが公開されたMobileのソロ曲『ジャークジャイ・プーサウコンニー』効果が長く続き、ピークは2020年8月になっています。




 

4月の選抜総選挙の頃から、コロナ禍以外にもう一つの荒波も受けることになりました。反政府運動です。
参照:【コラム】BNK48と反政府運動 2020年8月19日投稿

8月頃から大規模集会が目立ち始め、10月にはデモ隊を警官隊が催涙ガスと放水車で排除に乗り出しました。反政府デモに参加する層が重なっているため、BNK48から反政府デモに関心を移したファンが多かったようです。

またネット上では反政府派による政府・王室擁護派狩りが激しく行われ、このとばっちりをもっとも受けたのがインスタグラムフォロワー数圧倒1位のPunでした。Punは子供の頃に反タクシン系で現政府支持派につながる勢力側のデモに参加した写真が拡散したことで炎上し、5月をピークにフォロワー数が大きく減り始めました。

対照的なのが2期生だったFaiiです。FaiiはBNK48で反政府派の立場をもっとも明確に表明したメンバーです。Punのフォロワー数が減り始めたのと機を同じくしてFaiiのフォロワー数は特異な増加を見せています。2020年9月月間フォロワー増減数ランキングではFaiiが1位(+2,968)、Punが最下位の42位(-5,987)と当時の世相を如実に物語る結果となっています。しかし2021年3月、Faiiは事務所から重大な契約違反を理由に解雇されました。

Jennisも反政府派を表明した一人で、そのためもあってか他のメンバーほどのフォロワー数減はなくほぼ横ばいを維持しています。

ファンの間ではラストアイドル・タイランドに流れたファンが多いとの声もよく耳にします。2021年6月6日にバトル形式オーディション番組『Last Idol Thailand』がスタートしましたが、影響したかどうかはこのグラフからは微妙なところです。

2期生は総じて1期生よりフォロワー数減少を防げているようです。Pandaのように漸増を続けているメンバーがいるのが望みですね。

3期生は2020年8月9日の初披露以来、コロナ禍のためにデビューが延期され、おもな活動はライブ配信とBNK48劇場公演のみ。フォロワー数が大きく伸びなかったのは無理もありません。2022年2月7日にようやくデビューを果たしますが、今後どこまで伸びるのかに期待です。

 

このようにBNK48の人気は全体的には下降トレンドが止まらないものの、2期生と3期生にはまだ可能性があるといった感じではないでしょうか。

 

最後にBNK48Ota.comさんの1・2期生インスタグラム月間フォロワー増加数ランキング2022年1月分の投稿を紹介しておきます。

38人中プラスが4人だけという現実が衝撃的です。




CGM48

現在在籍しているメンバー24人全員でグラフを作成しました。

 

 

BNK48から移籍した伊豆田莉奈さんとAomは元々数十万のフォロワーがいて他のメンバーと大きく乖離して見づらいため、CGM48オーディション組のみで作成したグラフで見てみましょう。

 

 

BNK48との違いが一目瞭然なグラフになりました。22人全員が右肩上がりのトレンドで順調にフォロワー数を伸ばしています。反政府運動の荒波を平穏無事に乗り越え、コロナ禍にあっても人気上昇の勢いが続いていることを表していると言えます。

2021年3~4月にフォロワー数が急増しているメンバーが何人かいます。Fortune、Kaning、Nenie、Champoo、Pepo、Jaydaらです。これは3月21日に3rdシングル『ジャスミン』(マリ)MV公開、4月5日にworkpoint TVの人気歌番組『T-POP STAGE』出演の効果が大きかったからに違いありません。同シングルのMVはCGM48の3つのシングルで唯一YouTube再生回数が500万回を突破しているだけあって、他のシングル時よりも注目されたことが窺えますね。2nd『メロンジュース』MV公開(2020年10月31日)はKaningのフォロワー数増加にしか大きな影響がなかったように見えます。

直近では2021年11月13日の1stアルバム表題曲『永遠プレッシャー』MV公開と、12月にオフィシャルグッズのカレンダー撮影時の水着写真が話題になったことで、ChampooとSitaをはじめとしてフォロワー数増加に勢いがついたメンバーが何人か見られます。

 

CGM48はBNK48と異なり、コロナ禍にあっても様々なコンテンツを継続的に提供し続けてきたことが人気の大きな理由だと多くのファンが分析していますが、筆者もそのとおりだと考えています。

ファン人口ではBNK48がまだ格段に上ですが、人気上昇の勢いではCGM48の方が勝っているという結果がインスタグラムのフォロワー数から読み取れるのではないでしょうか。

 

最後にCGM48Ota.comさんのインスタグラム月間フォロワー増加数ランキング2022年1月分の投稿を紹介しておきます。

マイナスは3人。Nichaは復帰の可能性がほぼないと思われるので(グラフからも省きました)実質的には2人だけです。1月分だけを見てもCGM48には勢いがあることが分かりますね。