CGM48メンバーの水着写真がファンの間で話題になっています。
昨年12月17日に最初にSNSに投稿して衝撃を与えたのはSitaでした。




 

オフィシャルグッズのカレンダー用写真撮影時の様子だと思われます。

Sitaは女性の服装はもっと自由であるべきだという考えの持ち主で、今までも肌の露出の多い姿で撮影した写真を投稿したことがあったもののここまでの露出ではありませんでした。しかも従来「水着姿はなし。あるべきではないと思う」と慎重姿勢だったオフィシャル自らが水着写真撮影を解禁したことが、ファンには驚きをもって受け止められたのです。

その後BNK48 2期生Fondがライブ配信でカレンダー写真撮影時の衣装について「BNK48よりCGM48の方が過激」と発言していましたが、そのとおりCGM48で年長の大学生メンバーらが相次いで露出の多い衣装の写真をSNSに投稿しました。




 

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それに対してファンがおおむね良い反応を示しているのが興味深い点です。
と言うのは、数か月前ならヘソ出しなど少しでも露出の多い姿の写真を投稿しようものなら、すぐさま

「心配になるよ」
「そんな恰好をして。叩くよ」

といったファンのコメントが寄せられ、時には

「性を売り物にするのか」

という厳しい批判まで飛んできたものだからです。
しかし今回、批判の声を少なくとも筆者は目にしていません。それには事あるごとに激しい批判に晒されるBNK48ではなくCGM48だったことが幸いしている面もありますが、もう一つ大きな理由があると思えます。

 

その説明の前に、この二十数年のタイにおける女性ファッションに対する社会意識の変遷を解説したいと思います。

タイへ観光旅行に行かれたことのある方ならご存知かと思いますが、女性はタイで寺院に参拝する際、肌の露出の少ない服装でなければなりません。このことからも分かるように、元来一般女性は肌の露出の少ない服装をするべきという社会通念が日本よりずっと強くありました。

状況が変化したのはJ-POPブームだった1999年、女性2人組ユニット「Triumphs Kingdom」(TK)が人気となってからでした。

 

 

TKは原宿スタイルの「sexy cawaii」をコンセプトにキャミソール姿でMVに登場すると、瞬く間に女子高生らのファッションリーダーとなりました。街中で一般の若い女性がキャミソール姿で歩くことが社会的に容認されるようになったのは、この時からです。

 

その後SNSの普及とともにネットアイドルと呼ばれる若い女性達が人気になります。フォロワー数を増やすためもあって胸元を強調した写真を投稿するネットアイドルが増殖。2017年にBNK48が登場するまではかなりの人気を得ていました。

その流れの派生で、化粧品などの商品を女性がそのような恰好で手に持ち微笑みかける写真を投稿して金銭を得るサイドビジネスも増えていきました。例えば、

 

 

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CGM48 Kaningの姉でモデルをしている大学生のNamさんもそんな写真をインスタに投稿しています(2枚目)。

 

そして昨年末、タイにおける女性の肌露出に対する意識は一人の女性によってさらに大きな転換点を迎えました。




 

チェンマイでスイーツ屋台を営むオリーブさん(23)は通称「胸開け服」(เสื้อแหวกอก)と呼ばれる服装で店頭に立ったところ大きな話題となり、マスコミ各社が報じてさらに人気に。売り上げが4倍に伸びたそうです。

この胸開け服、元々は2021年6月30日にフランスで開催されたブランド「Jacquemus」の秋冬コレクション発表会で披露されたものです。どうやらアメリカで「女性の解放を象徴する」と評価されたようで、セレブが着用。アメリカの流行に敏感なタイのセレブやセクシー派女優らがすぐに反応してSNSに胸開け服を着用した写真を投稿しました。

 

 

続いてタイのネットアイドルらも真似て胸開け服を着た写真を投稿しだしましたが、あくまでSNS上だけでした。オリーブさんは胸開け服を着て店頭に立ち公衆の面前に出たから大きな話題となったのです。

もちろん批判もありました。

 

 

オリーブさんが変質者に付きまとわれて一人で店に立てないと訴えるニュースに

社会への影響がどんなかようやく分かった?

とのコメントがツイッターに投稿され、1月2日時点で514回リツイートされています。

 

しかしこれを引用して、

 

タイ人の意識の旧態依然ぶりが良くわかる。どんな身なりをしていようと、皆がその人の立場を尊重すればハラスメントをしない「良識」が働くものだ。しかしタイの社会はむしろ被害者の方をそんな服装をするから悪いと批判し、被害者に罪を負わせ、ハラスメントをした卑劣者以外の全てに罪を着せる。被害者に小言を言い、ハラスメントをした人には小言を言わない。

 

とオリーブさんを擁護したツイートは、4.8万回もリツイートされています。
そうです。タイでは以前からそういう傾向が強まっていましたが、オリーブさんの件をきっかけに女性が自由な服装をする権利が大きく叫ばれるようになりました。女性が肌を多く露出することをSNSで批判しようものなら、炎上しかねないほどの勢いなのです。

 

CGM48の水着写真撮影は、オリーブさん騒動前から予定されていたのかどうか筆者には分かりませんが、結果的に絶妙のタイミングで公開されたことで批判が封じられたかたちとなったことは、CGM48にとって非常にラッキーでした。

おそらくCGM48、BNK48だけでなく他の女性アイドルも、今後水着写真など従来よりも肌の露出が多い写真を公開していく流れが少しずつ定着していきそうです。

 

最後に余談ですが…。

CGM48とBNK48の所属事務所iAMの関係者が内部情報をリークしていると噂されるSNSアカウントがいくつかあるのですが、そのうちの一つが2021年12月17日に次の内容の投稿をしています。

32人も選抜入りするとはなんてクソな曲だ。
CGM 6人
センターが4人いる。
Music Fondちゃん Paeyah Champoo

ファンの間ではBNK48 11thシングルの選抜メンバーのことでは?と騒ぎになりました。
さらにこのアカウントは後日、意味深に次の動画リンクも投稿しています。

 

 

MVに登場するメンバーは、水着姿。

今回の水着撮影は、この伏線か? はたまた水着でゴーサインを出すかどうかファンの反応を見るための観測気球なのか?
とファンの間では様々な憶測が飛び交っています。

きっとそう遠くない時期にこの情報の真偽が判明するのでしょうね