BNK48 3rdアルバムのタイトル曲『ワロタピーポー』のMVが1月8日に公開されました。




 

歌とタイ語歌詞もこの時同時に初公開となったことからネット上では同曲に関する様々な感想が、ファンからも制作チームの一部からも投稿されています。

それらの中から目立ったものをピックアップして解説を加えてお伝えします。




コスチュームのデザイン

 

選抜コスチュームはMV内で初公開となったこの衣装です。
通例のとおり、日本側から提示された複数のデザイン案の中から選んで決めたものだと思われます。

しかしMVではもう一つ特徴的なコスチュームが登場しています。

 

 

この猫耳と尻尾のあるコスチューム姿で登場するのは、じゃんけん大会で上位5位だったGygee、Wee、Orn、Cherprang、Kyla(CGM48)の5人だけなのですが、このデザインを担当したのは『ウインクは3回』の学生服やCGM48 2ndシングル『メロンジュース』MVのコスチュームのデザインを担当した2人であることがエンドクレジットから分かります。

 

 

Santirade KadchadakumさんはデザインコンテをFacebookに投稿しています。

当初BNK48運営側からは、猫にしたいとリクエストがあったそうです。子供の頃に見たいたずら猫のビデオみたいな感じでと指示があったのを受け、日本のいくつかのアニメのイメージを合わせて「宇宙猫」にしたとのことです。

また残り11人の「人間役」メンバーは80年代風にカラフルな衣装で濃い目のメイクに。往年の戦隊モノや仮面ライダーに登場するヒロイン女性の恰好をイメージしました。メンバーらは最初このメイクを嫌がっていましたが、いざメイクが済むとこういう路線に変えてみるのもいいねと一転気に入ったそうです。

Suprawat NammuengさんはいつもSantirade Kadchadakumさんとコンビでデザインに携わっているようです。インスタグラムに同じコンテを投稿しています。

 

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SUPRAWAT NAMM 7824(@mheeenamm)がシェアした投稿

 

MVコスチュームが日本のアニメや戦隊モノをフィーチャーしたデザインというのは、日本人として嬉しいですね。

なおMVのExective ProducerのChookiat Sakveerakulさんは、CGM48 1stシングル『Chiang Mai 106』でDirector、BNK48『走れ!ペンギン』『ウインクは3回』でExective Producer、CGM48 2ndシングル『メロンジュース』でProducerを務めています。

 


(Chookiat Sakveerakulさん。CGM48のYouTube番組『誰かのために』第5回から)

 

Chookiat Sakveerakulさんは2007年の映画『ラック ヘン サヤーム』(The Love Of Siam)の監督。男の子同士の愛情を描いていて、最近ブームとなっているタイBLドラマの先駆けとも言える作品です。

Chookiat Sakveerakulさんにしても、コスチュームのSantirade KadchadakumさんとSuprawat Nammuengさんも、CGM48側のチームが『ワロタピーポー』のMVをバンコクまで足を運んで制作したことが分かります。




歌詞

NMB48のオリジナルと歌詞が多少変わっていることがSNSで話題となっています。オリジナル版は「匿名で誹謗中傷するだけして責任を取らないことが目立つネット社会を風刺」した内容かと思います。

しかしBNK48版は表現や内容が全体的にソフトに変更され、その結果「考えすぎず、面倒ごとは避けて関わらないようにしよう」という内容になっているとの印象を多くの人が持っています。

例えばタイ語歌詞では次のようになっています。

 

[日本語版]
犯人探しか魔女狩りか

[タイ語版]
出どころをほじくり探して 頭を痛めさせるのがいいかなー

 

[日本語版]
人の群れに紛れ石を投げろ!

[タイ語版]
捨てな 忘れて 世間は騒がしい わいわい賑やか

 

[日本語版]
正義とかモラルとか良心とか
そんなもん どこかに捨ててしまえ!

[タイ語版]
くよくよ考えないなら理解して ただ理解するだけ
面倒くさいことが それでも沢山だったら まだ沢山だったら投げるだけ

 

[日本語版]
何で生きてるのか教えてくれ!

[タイ語版]
捨てな 忘れて ぼーっとして 薄まるように放っといて もう沢山だ私 Bye

 

[日本語版]
どこの誰か名前隠して騒げ!

[タイ語版]
照れないで 恥ずかしがらないで 叫ぼう ワオ 大声で叫ぼう!

 

ソフトに変更されているのが分かるかと思います。
この曲の制作時期にちょうどタイでは反政府デモが盛り上がっていたために、もしかしたらデモ隊にテーマソング的に使われるのを危惧して自主規制したのかもしれませんね。実際に『RIVER』はデモ隊の一部が歌詞を引用して使っていましたので。

 

総合評価

 

タイ最大の掲示板サイトpantip.comに立てられたスレ「ワロタピーポーを採点しよう」のカキコミに目を通すとほとんどが高評価となっています。一部を訳してみましょう。

意見2

9/10 減点は歌詞の件で少しだけ。それ以外はとてもいい。

 

意見3

選抜コスチューム 9
MV 8
歌詞 …

曲が選ばれたらセンターが良かった。

 

意見4

9/10 カメラの角度はもっと良くできると思う。それとシーンがあと2-3種類増えるときっといい。

 

意見5

選抜コスチューム  9。1点減点はセンターのコスチュームがあまり目立たない点。

MV 8.5。とても楽しく観れた。

曲にはあまり点を上げたくない。と言うのは歌詞に欠点があるから。でもミックスはOK。

 

意見6

コスチューム+メイク:9
MV:8
ダンス:6
曲:6

 

意見7

コスチューム 9/10
曲 5/10
MV 6.5/10

 

…といった感じでMVやコスチュームの評価が高いわりに、歌詞への評価が低めな結果となっています。これは上で触れた歌詞内容がオリジナルと変わっていることよりも、相変わらず詰め込みすぎて早口で歌っていることから何を言っているのか分かりにくいことが評価を下げています。この点は毎回思うのですが、もっと単語数を減らして楽に歌えるようにすべきなんでしょうね。




新プロフィール写真

 

なぜ『ワロタピーポー』の選抜メンバーではないMobileのプロフィール写真を掲載したのか?といぶかしく思っている方もいるかもしれませんね。実は理由があるのです。

1月8日に『ワロタピーポー』MVが公開された後、BNK48の多くのメンバーとCGM48から選抜メンバー入りした5人が『ワロタピーポー』コスチュームのプロフィール写真を自分のインスタグラムに投稿しました。

それらに付いた「いいね!」の数が興味深いのです。1月9日11:00時点でプロフィール写真を投稿している45人のうち、「いいね!」数の上位16人は次のとりでした。

  1. Mobile 5.1万
  2. Cherprang 4.9万
  3. Gygee 4.7万
  4. Jennis 4.4万
  5. Kaew 3.7万
  6. Orn 3.7万
  7. Noey 3.6万
  8. Wee 3.6万
  9. Namneung 3.4万
  10. Mewnich 3.2万
  11. Pupe 3.2万
  12. Faii 2.4万
  13. Niky 2.4万
  14. Jane 2.2万
  15. Tarwaan 2.2万
  16. Minmin 2.0万

こういう結果だったのです。
選抜メンバー入りしていないMobileが1位と言うのが興味深いですね。

Mobileファンの間では、『恋するフォーチュンクッキー』ブームの頃にMobileのインスタグラムをフォローした大勢の人たちがそのままにしていて、新しいプロフィール写真が投稿されたものだからつい「いいね!」を押したんだろうとの説が流れていました。

今回のプロフィール写真でMobileのものが一番綺麗だとの声が多いので、こちらの方が一番の理由なのかもしれませんね。

 

…と『ワロタピーポー』がらみでネット上で話題になっている感想などをいくつか取り上げてみました。