BNK48がユニバーサル・ミュージック・グループと提携して、オーディションで選ばれた6人のメンバーによるユニットがロスサンゼルスで歌・ダンス・演技の1か月間のレッスンを受け、帰国後に「T-POP」の曲を世界に展開するためにリリースするというサプライズ発表が12月7日にあったことは既にお伝えしました(「BNK48のメンバー6人がロサンゼルスで1か月間芸能レッスンを受けることに」参照)が、この件に関係しているかもしれないニュースが飛び込んできました。
ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)はエアアジア・グループと提携して「RedRecords」を立ち上げたのです。
12月6日にクアラルンプールで両社の共同記者会見がありました。
エアアジアのプレスリリースも出ています。
(出典:エアアジアのプレスリリース)
RedRecordsはクアラルンプールとロサンゼルスに拠点を置き、UMGの業界をリードするアーティスト開発の実績とエアアジアの地域・グローバル双方のマーケティング力を組み合わせることで、アジアの新しいアーティストの発掘、育成、展開に焦点を当て、「A-POP」を国境や言語の垣根を超えてアジア地域と世界中に届けることを目的に設立された新レーベルです。
アーティスト育成とA&Rに加えて、流通、マーケティング、管理と代理店サービスを提供するとしています。
記者会見でUMGの会長兼CEOのLucian Grainge said氏はこう語っています。「ラテンとK-POPの世界的な成功は、ストリーミングの時代に言語に関係なく素晴らしい音楽に対する障壁がないことを示しています。エアアジアとUMGの戦略的マーケティングリーチとリソースを組み合わせることで、アジアのアーティストに真のグローバル展開を実現するエキサイティングな機会を提供できます。」
(出典:BNK48公式Facebook)
奇しくもBNK48のPun, Jennis, New, Fond, Niky, Noeyの6人ユニットがレッスンを受けに行くのもUMGです。偶然にしてはタイミングがあまりにも良すぎます。
BNK48は全てかは分かりませんが国内の飛行機移動にはエアアジアを利用し、毎年東京で開催されるタイフェスティバル出演の際の国際線もエアアジアです。
ここからはあくまで憶測で外れたら謝るしかないのですが、エアアジア側からBNK48にスポンサー契約の打診があり、その中でUMGと立ち上げたRedRecordsも絡めて、エアアジアのPRソングをBNK48の新ユニットに歌わせてRedRecordsレーベルでリリースし、MVもエアアジアのPRになる内容で制作する…という話でまとまったのではないでしょうか。
BNK48の6人が実際にロサンゼルスへ飛んでレッスンを受けるのは、タイの大学や高校が長期の休みに入る4月の可能性が高そうです。その頃にはある程度具体的なことが見えてくるかもしれません。
「A-POP」が世界的に認知されるのか、そしてそのA-POPの一角にBNK48もいるのか。仰天の展開を期待しつつ続報を待っていましょう。