BNK48の7thシングル『77の素敵な街へ』が10月30日に初披露され、メンバーのプロフィール写真が新たなものに変更になってから多くのファンが変化に気付いたことがあります。

それはプロフィール写真下に付された著作権表記が従来の「©BNK48 Office」から「©iAM」に変更されていることです。

 


(出典:Cherprang BNK48 Facebook

 

またCGM48メンバーのプロフィール写真でも同じと思われる「©Iam」が使用されています。

 


(出典:伊豆田莉奈 CGM48 Facebook

 

この「iAM」についてBNK48ファンの間で様々な噂が飛び交っていましたが、11月5日になってマーケティング関連のニュースサイト『POSITIONING』の記事「BNK48 Office社が社名を「i AM」に変更すると発表。アイドルからインフルエンサーへの脱却へ」で事実が明らかになりました。

 

以下にその記事を日本語訳いたします。




 

BNK48 Office社が社名を「i AM」に変更すると発表。アイドルからインフルエンサーへの脱却へ。

BNK48 Office社が社名を Independent Artists Management またの名を「i AM」に変更すると発表した。あわせて11月7日に開く正式な発表記者会見への招待状を送付した。

この数年間、日本からのアイドル・フランチャイズであるBNK48がオンラインのネット上でトレンドを生んだ。さらにオフラインでもその流れは少なくなく、「クッキー・フィーバー」現象を全国に生んだ。それはプレゼンターの仕事を駆け抜けるまでになり、さらに多くの投資家を引き寄せることができた。そのうちの1社が大手メディア企業 Plan B だ。

BNK48は、Rose Media の Rose Artist Management (RAM)社傘下のBNK48 Office社によって運営されてきた。

しばらく運営をしてきた後、チェンマイに妹グループCGM48を分けて創設した。応募者は4,000人以上で、選考合格者25名のお披露目が無事に済んでいる。チェンマイ県でファンから溢れんばかりの反応を得ている。

 

 

ここに来てBNK48 Office社は、社名を「Independent Artists Management」またの名を「i AM」に変更する新方針を発表した。

この新方針は、様々な投資と一層全てが揃ったものとなる。様々なアーティスト、歌手、俳優からインフルエンサーまでをも含めた投資で現状を越え、アイドルのBNK48やCGM48だけではとどまらない。

BNK48 Officeの行き詰まりへの外科手術と言えよう。なぜならここ最近、今やBNK48は下り坂にあるのではないかと注視されていたからだ。どんなことでもネット上であまり話題にならなくなったように見えるためだ。しかしまだなおファンらが応援をしている。

どんな内容なのか。また今回の変更についても詳しくは11月7日の記者会見を待つしかなさそうだ。

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つまりBNK48 Officeはi AMに社名変更するとのことです。そこで筆者は商務省商業開発局の公式アプリ「DBD e – Service Application」でBNK48 Office社の登記データを確認したところ、11月5日時点ではまだ社名は i AM に変更されていませんでした。

その代わり、興味深い事実を発見しました。




 

役員

  1. Mr.ナッタポン・ボウォーンワッタナ
  2. Mr.ジラット・ボウォーンワッタナ
  3. Mr.プリン・ロージャナコーシン
  4. Mr.ピニットソーン・ルーチャイカジョーンパン
  5. Miss アピラディー・オーパートイアムリキット
  6. Mr.キヒーロー・ティーラダ
  7. Miss ナツコ・ヨシナリ

 

解説します。

1はBNK48グループ支配人Jobさんです。

2はBNK48 Office ジラットCEOです、またJobさんの実兄で、Rose Artist Management (RAM)の名の由来となったRoseさんの夫です。RoseさんはBNK48の運営に2018年初頭から加わっていますが、役員名に名がないのが不思議です。

3は大手広告代理店 Plan B Media社のCEOです。Plan B MediaはBNK48 Officeと提携してBNK48の宣伝を担っています。大型デジタル・サイネージ広告やバスなどのラッピング広告に強みを持っています。

4も Plan B Media社のManaging Directorです。

5はタイのラッパー Joey Boyの実妹です。どうも投資家らしくWP Energy社というLPG取扱大手の株式を大量に保有しているようです。この人が役員に入ったのはおそらくジラット氏ら運営のファミリーと親密だからだと思われます。

そして6は、タイ文字化する際に綴りを間違ったものと思われますが、株式会社AKSの寺田明弘氏に間違いないでしょう。

7は言わずと知れた株式会社AKSの代表取締役社長 吉成夏子氏です。

 

1, 2以外はつい最近になって役員に加えられたものと思われます。




ここで今一度思い出してほしいのは、日本語訳した記事にある「新方針」です。
BNK48やCGM48だけではとどまらず、様々なアーティスト、歌手、俳優からインフルエンサーまでをも含めた投資をするとのこと。

おそらくその一つとなるものをRoseさん(ジラットCEO夫人)がインスタグラムに投稿しています。

 

 

「The BROTHERs」という、既に人気の男性俳優らを集めた新たな男性アイドルグループのプロジェクト立ち上げにどうやら絡んでいるらしいのです。

「4人のトップを集めタイの男性アイドルを生み出す」と投稿には書かれています。

 

The BROTHERsは既にインスタグラムやFacebookがありますが、まだあまり投稿がありません。

 

 

ジラット氏のビジネスはとどまるところを知りませんね。ただただ凄いとしか言いようがありません。
ただ一つ気になるとすれば、手を広げすぎてBNK48とCGM48の運営に手が回らなくなることです。ぜひともそのようなことにならないようにお願いしたいものです。