元BNK48のCANがソロデビュー曲『帰ってきたよ』(กลับมานะ グラップマーナ)のMVを9月17日に公開しました。

 

 

歌詞は喧嘩別れした友達に戻って来てほしいという内容。
MVも歌詞を反映したストーリーとなっています。

 

 

CANは喧嘩別れした友達から教室で友達のことと2人の関係をどれだけ分かっているかのテストを受けます。

 

 

最初は笑顔で解答を書き込むCAN。対する友達も笑顔で歩み寄って行きます。

 

 

仲良しだったころの回想シーン。

しかし解答を進めるにしたがって友達は進めた足を戻していきます。
そして「私達はまだ友達のままか?」との質問文を目にしたCANは、

 

 

涙を流します。

教室を去って行った友達。
一人ポツンと残されたCANは解答欄に…

 

 

「はい」と記入。

 

…というストーリーとなっています。

CANが初めて演技を披露したMVでもあります。

低予算でここまで深みのあるMVを制作したCANとスタッフには心底脱帽しました。
とにかく予想を良い意味で大きく裏切られたというのが正直な感想です。

ネット上での反響も好意的なものがほとんどとなっています。

多くの人が感想として挙げているのが「90年代を感じさせる」というもの。
古臭いという意味ではなく、ノスタルジーを感じるというプラスの意味で使っています。

タイ人がみなかつて慣れ親しんだ曲風にMVで登場する古い教室の風景…。
これらが借景となって、タイ人の心に響くMVとなっているようです。

ただし一つ残念なのは、CANの歌唱力です。

しかしマネージャーのGANDIT氏がtwitterで語ったところによると、
本人もマネージャー氏もそのことは十分承知していて、
CANは今、歌の練習とレッスンをハードにこなしているそうです。

CANは真剣だとのこと。
本当にやりたいことだからこそここまで真剣にやっているのだと思うと
マネージャー氏は述べています。

この世界観に歌唱力が加われば大化けするかもしれません。
BNK48卒業後のまた一つの成功例となるかどうか。
今後を楽しみにしていましょう。