BNK48とCGM48の事務所iAM社が、iAM48アプリ開発会社の実施する第三者割当増資を引き受けて株式の過半数を取得することが9月16日、iAM社の親会社にあたる大手広告代理店Plan B Media社がサイトに掲載した文書で明らかになりました。





(出典:Plan B Media社サイト PDF)

 

文書は「Talent connect株式会社株式追加取得投資 資産保有報告」で3ページあり、タイ証券取引所宛となっています。

内容を簡潔にまとめると、Plan B Media社(Plan B)の100%子会社のMastaer Standard Display社(MSD)とMSDが35%の株式を保有するIndependent Artist management社(iAM)に対して、IT・コンピューターサービスの事業を行うTalent Connect社が第三者割当増資を実施し、増資の登記を2020年9月中になす予定というものです。

第三者割当増資の比率は次の表にあります。




 

報告前後における株式保有状況

株主 報告前 % 報告後 %
株式数 株式数
Ookbee株式会社 9,998 99.98 1,000,000 33.33
Mastaer Standard Display株式会社 1 0.01 270,000 9.00
Independent Artist management株式会社 1 0.01 1,730,000 58.67
全株式数合計 10,000 100 3,000,000 100.00

 

1株10バーツなので、iAM社は1,730万バーツを投資してTalent Connect社を連結子会社化したことになります。
またTalent Connect社にしてみれば、わずか10万バーツだった資本を300倍もの3千万バーツへ増資する結果になります。

 

今回の第三者割当増資の目的は報告書では次のように記載されています。

報告から当社が受けられると思われる利益

当社は、上記報告がデジタル・プラットフォームを通じたBNK48の娯楽メディア、ゲームおよびニュース事業拡大により当社への利益を生むとの自信がある。




iAM48アプリには現在次の機能があります。

  1. BNK48・CGM48メンバーのライブ配信
  2. BNK48・CGM48メンバーのメッセージ投稿
  3. BNK48・CGM48メンバー誕生日祝福広告のデジタルサイネージ掲載のための投げ銭企画
  4. BNK48劇場公演有料配信
  5. イベント・劇場公演等のスケジュール告知
  6. デジタル形式握手券の取り込み・譲渡
  7. 期間限定アクティビティ(『77の素敵な街へ』キャンペーン、Greeting You Online等)提供

またTalent Connect社はBNK48のゲームアプリ「BNK48 Oshi Festival」「Star Keeper」も開発しています。

 

iAM48アプリに関しては、劇場公演配信の映像が固まる、ライブ配信は月末の配信メンバーが多い時には配信できないことがある、様々なバグがある等々でファンからもメンバーからもそのクオリティに不満の声が出ています。

そういったリソースの拡充に加えて、新型コロナで思うようにイベントを実施できない状況下でデジタルコンテンツからさらに収益を得ることを重視したのが今回の投資の最大の目的のように思われます。

思い切った投資額なので、ゆくゆくは現在AIS PLAYで放送しているようなBNK48・CGM48のコンテンツもiAM48アプリ上で放送する機能を持たせるなど、アプリの有料機能をさらに増やす予定なのかもしれませんね。