CGM48のオーディションからデビューまでを追ったドキュメンタリー番組『CGM48 SENPAI』の第5回が6月11日(木)、AIS PLAYで放送されました。
第5回の内容は、1週間経過後のダンスと歌のレッスンの様子、それにAngel、Champooの紹介です。
あらすじを見ていきましょう。
毎回のとおりハイライトシーンとオープニングの後、
歌のレッスン
とのキャプションに続いて最初に映し出されるのは、
発声練習をするPing。Kaning、Nicha、Fahsaiと順に登場します。
歌の講師のオパールさんが語ります。
1週間が過ぎました。実際、まだたいして何もやっていません。
ただ歌のチェックをして、みんなが正しく歌えているか、メロディーは合っているかを見ているだけです。
続けて少人数ごとに『会いたかった』を歌う練習をするのですが、
左から2人目のKaiwanが歌詞を間違え、
右端のFortuneも間違え、メンバーの多くが歌詞を覚えられていない様子やキーが合ってない様子が流れます。
講師のオパールさんは、まだ歌詞を覚えられていない人もいるので、プロの歌手というのはどれだけ真剣である必要があるのかを教えていて、みんなは自分の意識を変えている期間だと語りました。
みんなに対しても、メロディーは覚えられたからあとは歌詞をもっと覚えるようにとの話がありました。
『スカート、ひらり』の練習をするMarmink。
『会いたかった』の練習をするMeen、Fahsai、Angel、Kaiwan。他のみんなも一緒に振り付けをしています。
『スカート、ひらり』を練習中のNichaとKaning。
『会いたかった』を練習中のFortune、Angel、Milk、Sita。
オパールさん
あ、今は声が出ていない。声を出して。Ping
覚えてない。オパールさん
歌詞を覚えられない?
オパールさん
大丈夫?Ping
私は歌を歌うのが好きじゃないんです。オパールさん
歌を歌うのが好きじゃない。この曲を歌うのが好きじゃないの? それとも歌を歌うこと自体?Ping
私はこの場を乗り越えたいためだけで入ってきた。
私は自信がないだけで、歌を歌うことは恐れていない。オパールさん
おー、大丈夫。
でも会うたびに毎回こういうことに遭遇するんだよ。なのでもうちょっと頑張って。
Pingの目には涙が。
オパールさん
やってみようね。帰ったら練習に戻って頻繁にするように。そうすれば自然と自信が付く。
後日また来て。オーケーかな?
オパールさんは終始笑顔で優しく素敵な講師ですね。
戻ったPingの肩にKaningが手をかけて慰めます。
このシーンに伊豆田莉奈さんの声が重なります。
彼女は自分の歌に自信がない。でも彼女の歌は上手だよ。でも自分が上手にできているとは思っていない。
それでプレッシャーを感じて泣いたから、声が出なくなった。
さらにAomも。
Ping、私の目にはあの子には何も問題がなく見える。また年齢相応に成長している。
私の場合は、練習を信じて努力をすることが成長を生むという思いがある。というのは獲得していく力をむしろ信じるから。
メンバーを見る際、私達は一番上手な人に注目する必要はない。私が言ったように。
私はただ彼女の魅力だけに注目する。
当のPing本人も語りました。
正直に言って最初から私には基礎がありませんでした。ダンスも歌もですよ。
ここに来たら仲間はみんな上手なんです。以前は恥ずかしがり屋でした。なので歌を歌う自信があまりなかった。でも今では大丈夫になり始めています。
楽しいです。
新しい環境に加えて未経験のことが上手にできないと一時的に自信を失うことってありますよね。第5回放送直後に伊豆田莉奈さんがライブ配信で、自分にも歌いたくなくなった経験があると語っていました。みんなが通る道なんでしょう。
でもPingはすぐに立ち直ったようで良かったです。
みんながやけに楽しそうに高い声を出しています。
オパールさんがコーラスの練習を楽しくすることでリラックスさせようとしたようです。さすが考えてますね。
『会いたかった』を一人が歌い、3人がコーラスをする練習をしていきます。
右端のPimが歌を、左からMeen、Nena、Punchがコーラスを担当。
右端のSitaが歌、Nenie、Jjae、Kaiwanがコーラス。
右端のLatinが歌、Nicha、Champoo、Angelがコーラス。
右端のMilkが歌、Ping、伊豆田莉奈さん、Jaydaがコーラス。
右端のMarminkが歌、Aom、Kyla、Kaningがコーラスをやりました。
歌詞を覚えられるようになったとPim。シャワーの際にも寝る前にも歌詞を覚えるようにしたお陰で覚えられるようになったそうです。
歌のレッスンは大丈夫です。私は歌のレッスンが好きですが疲れることもあります。
とMilk。
『会いたかった』の歌の練習時に口を突き出して遊んでいるMilk(笑)。
最初は全然歌えてなかったとKaiwan。
息を吸うと普通はお腹が出るのに自分は逆にお腹が凹んでいたのを歌のレッスンを受けてから直したこともあって歌が上手に力強くなったそうです。
歌のレッスンで歌詞をはっきりと発音できるようになって、音程も合うようになったとJjae。
Latinは48グループの曲が自分の歌い方に合っていなかったので他の人よりも多く練習をしなければならないと苦労を口にしています。寮にいる時も練習をして日常生活の中でも歌の講師に教わったことを実践するようにしているそうです。
Kaningは、
歌を歌うことに自信が付いたと思います。
声をもっと出すように努力している。以前は自分の声が良くないことが心配なので歌を歌うことがあまり好きじゃなかった。
それももっと歌う努力をするようになりました。
Marminkは、
多くのことを学べています。歌い方、声の出し方、
正しい発声法などです。
と語りました。
キーが合うようになって歌が上手になったとMei。先生もいつもサポートしてくれているそうです。
歌を習ってきたけどここの歌と違う。48グループの歌は声がとても高くて自分に歌えていないとPepo。
でも番組を見る限りPepoは歌がなかなか上手に思えます。過去に歌を習ったのがやはり良かったんでしょうね。
歌詞を覚えられていないので帰ってから覚えている。また呼吸法も正しくするようにと講師から言われているとNenie。
Angelは、
私はね。歌のレッスンが大好き。だって私は上手く歌えてると思うから。
私はね。歌の分野を伸ばすのがいいと思っている。
そんなAngelの印象をAomは、
Angelは努力家だと言える。レッスンと仕事に一生懸命な一人。
彼女は歌が上手。
と。
伊豆田莉奈さんは、
彼女はCGM48の中で一番機嫌がいい(笑)。
との評でした。
そしてここからAngelの紹介に入りました。
私は楽しい人だけど、いつもじゃない。
私にも真剣な一面があるんだよ、みんな。仕事の時にはとっても真剣!
こういうふうに顔を真っ直ぐに向けると男性っぽく見えるので…、
こうやって斜めを向くようにしているんだそうです。
チェンマイに引っ越したことはとくに問題ないそうです。と言うのは家にいるのが好きではなくショッピングに出かけたがる性格で、さらに中学の時にニュージーランドへ夏季短期留学、高校1年でアメリカへ交換留学、高校2年の2学期に帰国して数か月も経たないうちにCGM48オーディションに応募してチェンマイに来ることになったからとのこと。
カフェに行って写真を撮るのが好き。
その場での思い出を記録に残すようなものだからとのこと。
カフェもアートの一つ。しかも美味しいアート。だってケーキがあるからと茶目っ気たっぷりに語るAngel。
そしてカフェで撮った写真を投稿するインスタグラムは自分のギャラリーみたいなもの。
ハッシュタグ #angelcolorpalette のフォローをお忘れなく、とのことです(笑)。
まるでAngelのイメージビデオと見紛うような映像が続きます。カメラマンさん気合が入ってますね~。
カフェに写真撮影に行く際には事前にインスタグラムでそのカフェでどのような角度・場所で写真が撮られているかを研究してから行くそうです。
カフェの色のトーンやスタイルも調べておきます。
そうすれば服装の色も合わせられるからと。
トーンをわざと合わせずに赤い服でカッコ良さを出すのもまたいいと熱弁をふるうAngel(笑)。
今回の放送を見てAngel推しになる人がきっといると思いますよ。それぐらいに可愛く彼女の魅力が良く引き出された映像が続いています。
本が多くあるカフェに移りました。
ここもまた趣向の変わったカフェですね。
カフェでは食べることは二の次だとか。ダイエット中なのでスイーツは食べたくないもののスイーツも注文しなければならないカフェに行ったら仕方がなく食べるそうです。Kaiwanとカフェに行った際もKaiwanがスイーツを食べようとしなかったから自分が食べるしかなかったと語っています。
絵を描くのが苦手なので写真撮影が自分にできるアートなのだそうです。
「目標」を聞かれて…
今の目標を
私は1曲でもセンターになることを目標にしています。
それから徐々にステップアップしていきたいそうです。高すぎる目標を設定してしくじりたくないんだとか。
でも子供の頃は女優になる夢があった。だって私は美人だからね(笑)。
こんな風に冗談めかして語っています(笑)。
以前私はエキストラとかになったことがある。
でもその時の私の顔はとても子供だったよ。とても太ってた。
みんな見ないで(笑)。
という2017年に放送されたドラマにエキストラ出演した短いシーンをどうぞ(YouTube)。座っている右の子です(笑)。
「グループで一番仲良しは誰か」との質問には、
Fortuneと答えました。何でも話すことができて信頼しているのだそうです。一緒にいるとプラスのパワーを貰えて、楽しい性格なだけでなく、仕事の際には自分と同じでとても真剣。元気がない時も歌もダンスも全部サポートしてくれて、一緒にいると気持ちが楽とベタ褒めしています。
『BNK48 SENPAI』を見たりしてCGM48に入ったら大変だろうとは思っていたものの、ダンスレッスン初日が終わったら足がとても筋肉痛で宿に帰ってFahsaiと一緒にぬるま湯に足を浸けたほどだった。でもレッスンを続けていくうちにスキルが上達してレッスンが楽しくなったと語りました。
寮での集団生活がアメリカのCGアニメ『バービーシリーズ』みたいで憧れていた世界だったのでとても楽しい、ここにいられることがとてもハッピーだと、持ち前のポジティブ思考で明るく答えています。
相棒のマイク
とのキャプションが。
BNK48もそうでしたが、デビュー前のレッスン時には自分のマイクに各自好きな装飾を施して使うのが伝統になっています。
各自がそんな思い入れのある自分のマイクを紹介しました。AomとPingの2人は登場しなかったので装飾した自分のマイクを持っていないのかもしれませんね。
最後にChampooがマイクを紹介した流れで…
ここからChampooの紹介です。
うんざりした時でも花を見るとリフレッシュできて幸せになると語るChempoo。
色んな花を一つの花瓶に挿すのが綺麗で好きだそうです。
私は自分をとくに何もなければ一日中ずっと笑顔でいる人だと思います。
最高に悩むようなことがなければ、無表情になることはあまりなくて、ずっと笑顔でいる。他の人にね。私と楽しんでほしい。
他の人に私に対してあまりかたくなってほしくない(笑)。親しくない人にも見てもらいたい。ほら、私は他人と打ち解けることができるよ。私に対してかたくならなくていいよって。
誰でも私と話していいし、私もみんなに私と話してもらいたいです。
私がこの人と話をするかなとかって心配無用です。私はみんなと話す。
でも私を叱る人には、私は勇気があまりない。怖い(笑)。
花や植物、それに動物も好き。花や植物の図鑑を見るのも好きだそうです。
動物は変わった動物が好きで、恐竜も好きとのこと。
元々は歌を聴くことが好きではなかったのですが、小学4-5年生の頃に好きになったアニメ(例えばバービーシリーズ)を通じて好きになりました。大きくなってBNK48を知って、歌とダンスが上手で人に元気を与え幸せにする姿に惹かれました。人を幸せにするのが好きなのだそうです。
BNK48 3期生オーディションに応募しようかとも考えましたがバンコクは遠いので両親が行かせてくれるか心配していたところ、地元のチェンマイにCGM48ができると友人から教えられました。
合格して、私にもできた。レポート発表も自信がない怖がりの私が一歩進めたと思ったそうです。
最初ダンスレッスンがあった時に教わりましたよね。私は他の人よりできていないと感じました。
オーディション時に質問されたんですが、もし私が人よりできなかったらどうするかって。
私は他の人と同じにできるようになりますが、他の人と同じではありません。
私は他の人と同じレベルになるようにしますが、同じにならないようにしますといった感じに答えたんですよ。
講師から全然上達してないよと言われてもっと頑張ろうと思いましたが、いつになったら他の人と同じにできるようになるのかと泣きました。でも弱いと思われたくないので、泣く時にはみんなのいる前では泣きたくないのだそうです。
転校した学校では中国語の授業がピンインでの説明がなくて漢字だけなので難しいとChampoo。
中国語で自己紹介をしました。
チェンマイは中国人観光客が非常に多いので、中国語教育に力を入れる学校が多いのでしょうね。
今度はダンスレッスンです。
実際に仲の良い2人がペアを組んでポーズを決めています。
これはKaningとNicha。
KaiwanとNenie。
MarminkとChampoo。
この2人は寮に移る前のホテル生活時にルームメイトでした。
PunchとMilk。この2人にはユニットをやって欲しいですね。
ダンス講師の話です。
2週目はですね。まだ同じ曲をやっている。
なぜなら今でもやっていることを楽しく感じている人もいれば、中には、分からないけど、私の思い込みかどうか分からないけど、楽しさが消えたのを感じとれる人もいる。挫折感を感じている人もいれば、飽きてきた人もいる。やっていってもなんで上達しないんだろうとかってね。今そういう思いが生まれ始めている。
本当はみんなが良くなっている。でも身体の丈夫さがまだ今までどおり。
丈夫さがまだ足りない。みんなが今までにこんなに沢山ハードなことを経験したことがないのは理解できる。
徐々に良くなっていくのだと思う。
聞き入るみんなに対して、
ダンス講師から新たなレベル分けが発表されました。
第1グループ:Sita、Fortune、Jayda、Kyla、Kaiwan
第2グループ:Punch、Parima、Pim、Nenie、Nena、Meen、Pepo、Milk、Ping
左端のMeenの喜びようが印象的です。
第3グループ:Nicha、Kaning、Fahsai、Angel、Mei、Latin、Champoo、Jjae、Marmink
こちらではAngelがショックを受けています。
涙を流しています。
Angelへのインタビューが重なりました。自分でも(出来が)酷いとは思っていたけどここまでだとは思わなかった。第3グループだという発表時にはとても落ち込んだ。レッスン後に両親に電話したところお父さんに1週間で一番上手になるのは無理なこと。上手になるには時間がかかるものだと慰められたと語りました。
ダンス講師が現状を踏まえた希望を語ります。
して欲しいことは、今を一緒に必ず乗り越えること。
みんなで今以上に助け合って、支え合っていく。一緒に行く。
できる人はできない仲間を見てあげる。できない人は自分を仲間と同じレベルに跳ね上げるように努力する。
私達が同時に進めるようにするために。これは大事なこと。本当はね。みんなに進歩があることが嬉しい。でもしなければならないことを忘れてほしくない。
私達が常に持っていなければならない刺激。私が褒めないというのは、良くないという意味ではないよ。
でも良いからといって気楽になってもう十分だ、これだけだなどと思って欲しくない。
本当はみんなが良くなっているのよ。でももっと良くなれる。次回にはもっと良くなれると信じている。
それにそのうち新曲もどんどんあるので引き続き見ていく。
ダンスの講師もみんなのことを親身になって考えてくれているいい人ですね。
そして…
ステージ上での心構えについての話に聞き入るメンバーらの映像が予告編で流れて終了でした。
いよいよ初披露が近づいているんでしょうかね。次回も楽しみです!
—————
なお過去の回は、
をご覧ください。