BNK48のCherprangが9月19日(木)、前日の川崎に引き続き、自身が出演した映画『ホームステイ ボクと僕の100日間』(タイ題名『HOMESTAY』)の新宿での舞台挨拶付き先行上映会で舞台挨拶に登壇しました。

(参照:BNK48チャープラン、川崎で映画『ホームステイ』舞台挨拶に登壇

場所は新宿武蔵野館です。

 

 

20:15開始で舞台挨拶が25分、20:40から映画の本編上映で終了が22:56です。




 

ビル3階の新宿武蔵野館内ロビーには『ホームステイ ボクと僕の100日間』のコーナーが設けられていました。
これには面白いギミックがあり、フラッシュを焚いて撮影すると、

 

 

背景の夜空に花火が浮き上がる仕掛けになっています。
花火は映画で印象的なシーンに登場します。

 

舞台挨拶が司会の伊藤さとりさんの進行で始まりました。

左から通訳、James、原作『カラフル』の著者森絵都さん、Cherprang、通訳、Parkpoom Wongpoom監督です。

そうなんです。前日の舞台挨拶と違い、今回はこの映画の原作『カラフル』の著者森絵都さんも舞台挨拶に登場したのでした。

どうやら登壇前に簡単な顔合わせ程度はあったのかもしれませんが、映画に関して森さんと監督と出演者2人でやりとりをするのは、この舞台挨拶の場が初めてだったようです。

 

舞台挨拶は前日と同じく最後に設けられた写真撮影セッション以外は観客の撮影は禁止でした。

舞台挨拶の話の内容を記憶とメモを元にお伝えします。

 

最初の自己紹介でCherprangは「こんにちは。サワッディーカー。チャプラングです。今日はよろしくお願いします。ほんとに嬉しいです。ありがとうございます」と日本語で挨拶をしました。

 

『カラフル』をタイで映画化した経緯について監督は、自分が所属する映画製作会社GDHが版権を買ったのは10年以上前でしたが、とても愛するこの原作を映画化できて嬉しいですと語りました。ずっと森さんに観ていただきたく思っていましたが、この映画にどのような感想を持つかとても心配していますとのことでした。

GDHは『カラフル』の映画化をずっと前から考えていたようで、10年ほど前に映画製作プロデューサーが一般的な企画書ではなく、日本語・英語で書いた小冊子まで作って森さんの元に送っていたのだそうです。森さんはとても印象に残っていたと語りました。一風変わったこの企画書がきっかけで縁が生まれたようです。

そんな経緯を好意的に語った森さんの様子に監督はほっとしたと率直な感想を述べていました。

 

映画撮影で印象に残っていることを尋ねられ、Cherprangは橋の上でのゲーボン(แก้บน:神様に願掛けする時に願いが叶ったら恩返しに〇〇をしますと誓ってあったことを願いが叶った際に実行すること)でミン(Janes演じる主役)をからかったことが印象に残っているとのことでした。

Jamesはビルから飛び降りるシーンを挙げました。午前6時から翌日午前4時までかかり、ワイヤーを付けて飛び降りて傷もでき体中がとても痛くて一番大変なシーンでしたが、映画に仕上がったのを見るとそこまでした甲斐があったと感じたそうです。

一方、森さんは橋の上を走るシーン、Cherprangが感情を爆発させるシーンがすごく好きです、と語りました。

それを聞いたCherprangは「わぁー、ありがとうございます。嬉しいです」と日本語で答え、このシーンが「一番大変です」と語りました。

続けて森さんがCherprangは女優をするのが初めてと聞いてビックリしましたが凄く素敵な演技でしたと褒めると、Cherprangは涙目になって「ありがとうございます」と答え、嬉しさを隠しきれない様子でした。

 

タイでの公開時にはラブシーンに悲鳴が起きたようですがとの質問に、監督がファンの多い上映回ではとても悲鳴が起きて3人とも恥ずかしがっていたと応じていました。

おそらく公開初日にCherprangのファングループが1,000人収容の映画館を貸し切って、さらに監督、Cherprang、Jamesも上映後に挨拶に駆け付けた特別上映会のことを言っているのだと思います。実は筆者もこの上映会で観ることができました。

 

(参照:BNK48チャープラン出演映画『HOMESTAY』公開

実際の様子は監督の話と少々異なっていました。ラブシーンでは会場の1,000人のファンから悲鳴や歓声ではなく大きな温かい拍手が起きていました。2つめのショックなシーンでは、物音ひとつせずシーンと静まり返っていたことをお伝えしておきます。

 

Jamesからぶしつけに「今のこのイメージを忘れてくださいね。映画の中と全然違うから」と話があると、Cherprangも「私も、私も」と日本語で応じて笑いが起きていました。2人ともとくに髪型が変わっていますもんね。

 

話題は変わって日本でまだ行ったことのないところで行きたいところはありますかとの質問がありました。

Jamesは九州に行ったことがないと答えましたが、佐賀には行っているので勘違いでした。
でもやはりドラマ撮影で訪れた佐賀、とくに佐賀牛がお気に入りのようで、前日に続きまた強力にプッシュしていました(笑)。

Cherprangは北海道に行ったことがないので、北海道で雪を見ながら温泉に入りたいと風流な面を見せていました。

 

最後に一言お願いしますと4人に振られました。

森さん:「原作にない素敵なシーンが沢山あるのでこの2人のフレッシュな演技とともにお楽しみください」

James:「日本で生まれたホームステイですが、日本でのプロモーションでみなさんにお会いできました。日本で観る方々が気に入ってくれることを願っています」

Cherprang:「この映画を好きになってくれたら嬉しいです。またの機会にお会いしましょう」(タイ語)。「本当にありがとうございます」(日本語)

監督:「日本での上映は海外上映の最後になると思います。1年間上映してこられたことをみなさんに改めて感謝したいです。森さんに感謝したいです。原作が素晴らしいので映画化がどんなに大変でも観客に伝えたいと思いました。一緒に仕事をできた2人にとても感謝しています」

監督からのこの言葉を聞いたCherprangは再度涙を流していました。

 

以上でトークセッションは終了。マスコミ向け撮影があった後、観客の写真撮影セッションになりました。

 

左からJames, 森絵都さん、Cherprang, 監督です。

 




Cherprangはさすがですね。観客席にくまなく視線を配っていました。

 

 

拍手の中3人が立ち去る際にJamesが「Enjoy!」と言っていたのが印象的でした。

 

舞台挨拶終了後に、監督、Cherprang, Jamesの3人はあらためて森さんと話をする機会があったようですね。

監督もツイートしています。

ついに私達が映画化した『カラフル』の著者森絵都さんにお会いできた。森さんが私達の映画を気に入ってくれて嬉しく思うとともにほっとしました。

と綴られています。監督は森さんの評価をずっと気にしていたことが窺えますね。最後の最後にお墨付きを頂けて安堵したことと思います。

 

これにて、今回の日本での2回の舞台挨拶が終了しました。

『ホームステイ ボクと僕の100日間』の一般上映は10月5日(土)からです。
日本語字幕のクオリティの高さも相まって、心に残る素晴らしい映画ですよ!