タイのマーケティング・ビジネスのトレンド情報を発信するウェブサイト「Marketeer」が「Hot of The Year 2018 ep.1」と題して、今年2018年にタイ国内でヒットしたトレンドを11例紹介しています。

その中になんと、BNK48のMobileが流行させたトレンドも取り上げられていました。

上記ツイートには、

Hot of The Yearの3つめ。
Murakamiの満面の笑みを浮かべた虹色の花。いきいきとした可愛さがある。
今年のヒット商品の一つに変貌を遂げた。
そしてMurakamiのお花のヒットはBNK48のMobileに由来しているのだ。

と記されています。

日本人ポップアーティスト村上隆氏の作品「お花」をご存知でしょうか?


Kaikai Kiki お花クッション レインボー

このキャラクター(?)グッズが今年タイで大人気となりました。そのきっかけとなったのがBNK48のMobileだったのです。

当初はピンク色が好きでファッションもピンク色を中心としたパステルカラーが多かったMobileですが、2017年暮れ頃からレインボーカラーに徐々に興味を示し始め、ファッションもレインボーカラーへと変わっていきます。

そして2018年3月13日のMobileのインスタ投稿で、初めて村上隆氏の「お花」が登場しました。

「私の新しい友達」として「lily」(ユリ)ちゃんと名付けられていました。好きなレインボーカラーであることからMobileが気に入ったのだと思われます。
その後、

4月14日の投稿では「ギーギー」(กีกี้) という名に変わりました。これ以来、Mobileファンの間で村上隆氏の「お花」は「ギーギー」と呼ばれています。

BNK48は2018年1月に『恋するフォーチュンクッキー』で大ブレイクを果たし、4月頃には既に国民的人気となり始めていました。そのBNK48で恋チュンのセンターを務めたMobileのお気に入りアイテムにタイの若者が興味を示すことは当然でもありました。

バンコクの渋谷とも言われるサイアムに集う若者らの間で「お花」が人気となったのです。その後、人気はさらに広い層へと拡大していきました。

今、バンコク中華街ヤワラートにある問屋街「サンペン」を歩くと、この「お花」のコピー商品がそこかしこで売られていて人気を証明しています。

 


(サンペンで売られている「お花」のコピー商品:筆者撮影)

 


(出典:Marketeerウェブサイト

メンバーの持ち物がヒット商品になるのですから、多くのスポンサーにBNK48が引く手あまたとなるのは当然の潮流と言えるでしょう。しばらくはBNK48の売り手市場が続くものと思われます。

なお、Marketeerのこの「Hot of The Year 2018 ep.1」では、BNK48自体も今年ヒットしたトレンドの一つとしてノミネートしています。