(出典:BNK48公式twitter

BNK48のドキュメンタリー映画『GIRLS DON’T CRY』が
8月16日に映画館で公開されました。

一般的なタイ映画とは異なりはっきりとした結末を見せなかったり、
ドキュメンタリー風な作りを多用するなど趣向の変わった作品の多い
ナワポン監督による映画です。

この映画は公開前から2大映画館グループMajor GroupとSF Cinemaの間での
鑑賞券事前購入者に対する特典付与競争が話題となっていました。

いずれの映画館も事前購入者全員にこの映画のポスターをプレゼントという点は
同じなのですが、特製ポップコーン・バケツ(?)の巨大さまで争いに。
しかしMajor Groupのものはプラスチック製なのに対して、SF Cinemaのものは
紙製な点で前者に軍配が上がったかたちとなりました。

こちらはMajor Groupのもの。

 

これはSF Cinemaで購入した女子大生にお願いして写真を撮らせて
いただいたものです。

さて、肝心の映画の話ですが多少ネタバレがありますので、
これ以降をお読みいただく際にはご注意ください。

映画全編通してほとんどが1期生メンバーの語りに終始し、
ところどころでトピックに関する映像が挿入される感じです。

メンバーが語る内容は、オーディション時、1stシングル『会いたかった』選抜メンバー決定、
2ndシングル『恋するフォーチュンクッキー』選抜メンバー決定とBNK48のブレイク、
そして3rdシングル『初日』選抜メンバー決定という4つの運命の分かれ目での心境がメイン。

前半は『会いたかった』で選抜漏れ、『恋するフォーチュンクッキー』で選抜入りを果たした
Pupeがその間の気持ちやファンの求める自分のイメージに合わせようとしたことなどを語り、
多くの時間登場します。

中盤はずっと人気下位で選抜になれていないJibとPiamの語りが中心。
2人ともこんなに深く悩み考え、こんなにも本当は饒舌だったのかと皆が驚くはずです。

後半は、キャプテンのCherprangがメイン。望んだわけでないものの、
キャプテンという役割を与えられたからには全力で任務を全うしようとする
Cherprangの覚悟が語られ、肝が据わった気迫に圧倒されます。

他のメンバーから何でもCherprangで、Cherprangが引き合いに出されるという不満が
語られるのですが、この映画がかえってCherprangと他のメンバーの間の覚悟の度合いの
違いを浮き彫りにさせているのは皮肉かもしれません。

またCherprangはもちろんですが、Jennisも冷静に置かれた状況を考えていて
頭の良さを窺わせています。

日本人メンバーについては、2人とも日本語で語り、
タイ語字幕が付いています。

伊豆田莉奈はAKB48時代との比較の話が多かった印象です。
自分はAKBINGOでレギュラーになれて活躍できた。
BNK48のメンバーも選抜メンバーでなくてもそれぞれの
分野で活躍すればいい、というようなことを語っていました。

大久保美織が語るシーンは、1回だけでした。
やはり1回だけのNamneungとともに、ファンには少々残念かもしれません。

最後にKaimookがうまくまとめてエンディング…、
かと思いきや、一番最後に1期生メンバー以外の人物が登場するという
サプライズで幕引きとなります。

続編がありそうですね。
Jennisがもしナワポン監督が作らないのだったら私が作ると言っていました。
それも観てみたい気がします。

総じてBNK48ファンでない人が見たら、理解できない点があることも加わり、
あまり楽しめる映画ではないと思います。
ただBNK48に興味がある人にとっては、各メンバーがこんなことを考えていたのかという
発見があって、また境遇に同情して、一層興味を持つことになる映画に違いありません。