フリーマガジン『THE STANDARD』のウェブサイトに5月16日付けで
BNK48のCherprang(チャープラン)のインタビューが掲載されています。

BNK48でキャプテンの職責を立派に果たす姿からも
有名国立大学で化学を学ぶリケジョぶりからも
チャープランの有能さが伝わってきますが、
本人は有能ではなく別のことなんだと語っています。

周囲からは有能と見られているそんなチャープランが
恐れていることについての話題を中心にインタビューが展開。

チャープランは仕事とプライベートの顔を完全に近く使い分ける人ですが、
そんな本当のチャープランの姿を多少垣間見ることができる貴重な内容です。

 

BNK48にずっと興味を持ってきた人は、チャープラン・アーリーグン、またの名を「キャプ・チャー」(注:キャプテン・チャープランを略した愛称)と呼ぶ有能なキャプテンを当然知っているだろう。トークにせよ何かをするにせよ、全てが立派に見え、彼女はどんなことにも動揺しないように見える。

今日機会を得たからには、THE STANDARDはこの上なくパーフェクトなキャプテンが恐れたり動揺したりする「弱点」を探してみたい。もちろん彼女は一般人と変わらず、乗り越えることのできないことがいくつもある。そしてチャープランが筆者に何度も訴えたのは、自分は完璧な人ではないということだ。「有能な人物」という語でさえ彼女は呼ばれることを喜ばない。

しかし彼女が恐怖と「不完全」であることを認めれば認めるほど、筆者は「アイドル」という立場、女性という立場、そして一人の人間という立場での完全性を一層感じざるを得ない。

 

見てきた限りでは、チャープランは何かを恐れるということがとても少ないように見える。現時点で「キャプ・チャー」を最も怖がらせるものは何か?

今一番はっきりしているのは、ジェットコースターです。でもその恐怖のレベルを私は乗り越えられました。もし乗る必要があるなら、例えば番組撮影などでしたら、それは責任だと分かっているので私は断りませんし、その時の恐怖に打ち勝つことができます。でも避けることができるなら即刻避けますよ(笑)。私は恐れることを強いられて避けようのない状況に頻繁に遭遇していると、最終的には慣れることになります。そして私はそれと向き合うのはほんのちょっとの間だけだと学習します。じきに終わってしまいます。

それと虫だったら、とくにゴキブリは以前怖かったんです。でもお寺でのお勤めに頻繁に参加しなければならなくなると、お手洗いに入っても遭遇し、森の中で一人で座って仏教のお勤めをしていても遭遇するんです。怖がっていたことが気にならないことへと変化して、もし私が先にあれに悪さをしなければ、あれも私に悪さをしないと分かりました。以前はゴキブリを見つけると離れて歩いていましたが、今では私は手袋をはめてゴキブリを掴み外へ捨てることができるようになりました。

いまだに打ち勝つことのできない恐怖はあるか?

全力ではなくやったことの恐怖。期待を裏切ることへの恐怖を抱く人とも言えるかもしれませんね。他人の期待を裏切るか自分自身の期待を裏切るかを問わず、私は何事にも気がとがめる人のため、なんで私は最初から全てを良くできなかったのかと、後になって自分を責めたくないんです。

チャープランが最も期待を裏切る思いをさせることを恐れ、期待を裏切らせることは絶対にしない人はいるか?

(長く考えて)そこまではいませんね。と言うのは、私は母の期待を裏切ったことがあり、父の期待を裏切ったことがあるからです。それと弟もあるし、ファンもあります。それにみんなともきっとあると思います。だからとくに恐れる誰かがいるとは感じません。私は自責の念とかなり対処できるようになりました。以前は自責の念でとても苦しんでいました。でも今は、うーん、人は失敗するものだよねという感じで、それに一時的に苦しむかもしれませんが、失敗が起こったらそれを乗り越え続けることを学習しました。

映画を観る前にネタバレをされるのを恐れるか?

いいえ。ネタバレOKですよ。ネタバレされてどうなのか、自分でそれから観たっていいです。それでも面白いに変わりはないですよ。ストーリーは映画に本当に影響を与えると思いますが、最終的に私が映画鑑賞の際に欲することはむしろ表現されているビジュアル面のほうなんです。

太る恐怖、容姿が傷付く恐怖、髪の傷みなど女性なら自然に気にかける美貌に関することは?

恐怖はないです。でもこの立場における責任のため、自分でのケアを以前よりするようになりました。その、私は髪が傷もうが恐怖はないんですが、痛んだらその結果として元どおりに戻すようにケアをしなければなりません。もし最初から防げるのならそのほうがいいです。でも仕事に出ずっぱりであれこれした結果、肌が傷んだりしても私は問題ありません。恐れてはいません。私は全て乗り切る心づもりができています。

婚期を逃すことが怖いか?

いいえ。独身でいるのもいいです。

自分を人が誤解するのが怖いか?

今、私を誤解している人は多いみたいですよ。だからもう怖くなくなりました(笑)。それも私がとても頻繁に遭遇したことで慣れ始めて対処することができるようになったことの一つです。人は私を多種多様に解釈して最終的にその部分だけを見ている可能性もあります。でも私はどんなことをしているのかを自覚していれば、それだけで十分です。

人がチャープランを一番誤解していると思うことはどんなことか?

みんなは私をとても優秀だと思っています。でも私は優秀ではないんです。私はただ全てをやり、それに着手し、全力で頑張っているだけです。この点が私の優秀さだと考える人も多いかもしれませんが、本当は違うんです。私よりいつももっと賢くて優秀な人はいます。なので私は自分が優秀だとは思ったことがありません。私は全てに真剣に取り組んでいるだけなんです。

とても一生懸命に何かをしていると、自分は心に決めたとおりに上手にはできないのではないかという恐れを感じることはあるか?

怖いですよ。でも最終的には自分にはこれだけの時間しかないと考えざるを得ません。だからこれぐらいしかできないのかもしれないんですよね。

自分の良くない性格でまだ恐れている点はあるか?

考える前に口にしてしまう性格が怖いです。時には私は率直な物言いをしてしまい、友達を傷付けたこともあります。泣き出した人もいます。自分は普通の言い方で何でもないよねと思ったことからでも、他人の心を傷付けることができてしまいます。

チャープランが考える前に口にする自分の性格について語っているのを何度も聞いたが、多くのメディアでチャープランはあらゆる質問にとても立派な返答をする人の一人だと感じているのだが。

そういうことを沢山経験してきたからなんですよ(笑)。私は経験を通して、考える前に口にするとどうなるかをおおよそ理解できるまでになりました。幸運にも高校生のまだ性格を直す時間のある時にその経験をできました。以前私は相当に自己中心的でした。でもグループでの仕事をして仲間と一緒に活動をすると、お互いの考えや長所短所が反映されて、ある種の殻が徐々に剥けていったんです。成長すればするほど、仕事が入ってきて、ありとあらゆるタイプの人と出会い、自分自身に様々なことを証明してくれます。最終的にどんどんと相当柔軟性のある人になりました。それほど自分に拘ったり何かに拘ったりし過ぎないようになりました。

チャープランは人生における様々なことについて大変良く理解しているように見える。理解の基礎は何から来たものだと考えるか?

私がしてきた多くのことからだと思います。それに加えて子供の頃から仏教のお勤めをしてきました。座って瞑想をして自問をすると、考えの「おり」をかなり多く落としてくれます。色々なことにどんどん遭遇し、あの人この人の考えを聞いていくうちに真実だと気付き始めたのは、人生において絶対に選ばなければならない何かはなく、これもできるしあれも全部できるということです。最終的にもう一方の側に自分の出口がいつも用意されているんです。

それと私が最高の忍耐力鍛錬として7日間布教行脚をした時です。と言うのは、毎日に決められた距離を歩けなければ、私は宿に辿り着けないんです。それで7日間連続で1日に20キロ歩かなければなりませんでした。それは忍耐力がとても必要でした。毎回大変な疲労を乗り越えることができた経験は、最終的には困難過ぎることは何もないと教えてくれました。自分がどんどん耐えれば、どんどんやり続けることができます。いつか私はできて、それを乗り切ることができます。

自分の性格ではなくて、他人の一般的な性格で自分がそうなりたくないと恐れるものにはどんなものがあるか?

不満を言う人にはなりたくないです。自分が他人から不満を言われるのが好きではないからです。でも時にはそれも禁じることができません(笑)。とくに以前私は不満を言う人でしたよ。なんであなたはこんなことあんなことをするのとうっかり不満を口にすることがよくありました。でも最近では減りました。黙っているように努力して、本当に言わなければならない場面になったら話すようにしています。

成長すればするほど、他人の様々なものの見方が見えてきます。私が人の学習に関する心理学を勉強していた時期には、人に個性が生まれるのは、様々な人生経験と心に信じることが組み合わさることに由来すると理解することができました。心が鍛錬されてこのような人となり、このように何かの決断をするようになります。その人が良くないことをしていると感じることには、私はその人に言うことができますよ。でももしその人が聞き入れなかったら、その人は別のかたちに心が鍛錬されたことを意味していて、その人が間違えていることを意味してはいないのかもしれません。

死が怖いか?

怖くないです。死んだら死んだで、それでもいいです(笑)。苦しまなくて済みますから。今母はもし母が死んだら私はどうするのかと聞いてくることがあります。私はもちろん悲しむと思います。でもそれは恐怖とは違うと思います。私は母がいなくなったことを受け容れます。死はみんなにとって自然なことだからです。

このレベルまで来た「キャプ・チャー」でも、選抜から漏れることを恐れているか?

恐れていません。漏れてもいいです。私に進学する時間ができますので。でもまだできないんですって(笑)。私は最終的に自分が漏れる日が来て、それが私が後退を始めて他の人が代わりに立つ日になることを自覚しています。最終的に私は永遠にはここにはいないので。訪れては去っていく他の物事と同じです。普通のことです。

パン(パンシコーン・ティヤコーン)のfacebookページの「いいね!」数がチャープランにどんどん追いつきつつある中、率直に聞くが、絶えず人気度1位を守ってきた者として、自分が追い抜かれることを恐れるか?

正直に言うと、私は人気度についてBNK48に入った当初から考えていました。多くの人が私は常に1位にいたと考えています。でももう一方でそれは、私は全てを注目されて、何をしてもことごとく間違っている(と見られる)ことを意味しているようなものです。彼女が追い抜くに至って、最初の気持ちは、切り抜けた!でした(笑)。でも実際は、私はちっとも(批判の目にさらされることから)切り抜けていませんでした。結局何位にいても私自身は今までと変わらないからです。「いいね!」の数は「いいね!」の数であり、期待値でも注目値でもあります。私はきっと相変わらず従来どおりに見られているんだと思います。

とても注目され、多くの視線に見つめられることでチャープランは息苦しさを感じ、このようになりたくないと思うことはあるか?

それについては息苦しさを感じません。と言うのは、今では私は流れに任せて楽しんでいるからです。誰かが仕事をくれたらやり、仕事がなければ勉強をしています。でも息苦しさを感じるとすれば、自分がキャプテンとしての責任をしっかり果たさなければならないことだと思います。例えば様々な騒動が起きた時、私が説明をしなければなりません。と言うのも、私が先輩という立場で見たならば、家族の一員です。私は慰めるべきで、全力で守ってあげるべきです。でもキャプテンという立場に変えて見てみると、私が全てをそのようにはできない様々な事情があるんです。でもキャプテンの立場が間違っているという意味ではないんですよ。この立場に立ってみて、私は全てをそのとおりに遂行し続けるために多くの条件があることを理解しました。自分はどの立場に身を置くべきなのかを決断できないからです。

ファンが自分を愛しすぎることが怖くないか?

それは怖いです(と即答)。熱狂的な愛、心身ともに捧げる愛。こういうのが私はとても怖いですし、そのようにすることを絶対に誰にもお勧めしません。私はみんなに自分自身を知ってほしいと、自分自身の程良いリミットを知ってほしいといつも言っていますよ。

 

<原文 https://thestandard.co/cherprang-bnk48/ >