フリーマガジン『THE STANDARD』のウェブサイトに4月20日付けで
BNK48のJaaのインタビューが掲載されています。

恥ずかしがり屋で引っ込み思案だったNoeyがBNK48に入り
自分を大きく変貌させたことが分かる内容です。

またネット配信でも毎回のように語っていますが、
ファン思いの心情がここでもはっきりと感じ取れます。

全文日本語に訳しましたので、以下にご紹介します。

 

恥ずかしがり屋で気持ちを表さない性格で、レッスン時も部屋の隅に物静かに座っていて、おまけにSNSに出来事をあまりアップして人に知らせない性格のために、当初、本名カーンティーラー・ワッチャラタッサナクンこと、ヌーイBNK48は、他のメンバーと比べるとあまり名が知られていなかったことから、多くのファンが彼女に「隠れキャラ」のあだ名を与えていた。

しかし時を経て、恥ずかしがり屋の女の子は、人生で真剣に何かをしたいとの考えを抱き、恥ずかしがり屋を脇に置く決心をして、歌、ダンス、パフォーマンスから彼女が一番苦手な活動と語る写真撮影まで、自分の全てを変え始めた。ついに彼女の笑顔とちょっとヌケてて可笑しい面が徐々にファンを「釣り」(注:タイ語では「ファンを獲得する」ことを魚釣りに例えて「釣る」と言います)、急速に「オップさん」(注:「オップ」は彼女のトレードマークのカエルの鳴き声の擬声語)のファンが増えていった。

彼女を目立たせて知名度を上げているのは可愛さだけではない。彼女は魅力となっている小さくて鋭い八重歯の下に並々ならぬ努力を隠している。そのため『初日』においてミュージックBNK48と共にダブルセンターという重要なチャンスを得た。同曲は応援歌で歌詞が良く、皆にこう伝えようとしている。

「努力は、一生懸命な人を傷付けない。」

とても恥ずかしがり屋で、野菜を食べるように強いられた時に駄々をこねて泣いた女の子ヌーイの一生懸命さにまで及んだTHE STANDARDが彼女と共に1時間話した内容は、一生懸命さは本当に誰も傷付けないことを証明する手助けとなっている。

 

ヌーイが恥ずかしがり屋なのはいつからか? と言うのは、ヌーイはとても恥ずかしがり屋だと皆口を揃えていうからだ。BNK48に入った当初がとくにだ。

子供の頃からです。私はYouTubeで歌を見て振り付けを覚えるのがずっと好きでした。でも誰かに踊って見せるのは好きではありませんでした。親戚が集まる日に他の人達は楽しく踊っていましたが、私は両親と座っていて親戚に見せる自信がありませんでした。学校行事で踊らされるのでなければ私は全然踊りたくなかったんです。その、できますよ。でも自信がなかったんです。例えば小学3年生でステージに初めて上がった時も、友達にダンスを考えてあげもしたんです。私は元々好きでしたから。真剣にダンスを学びに行こうかと考えたこともありました。でも当時はちょうど高校に進学しなければならず、私は理数系を選択したので専門科目の補習に行く方を選ぶことにしました。それでダンスは捨ててしまいました。

学業以外でヌーイが一番好きなことは何か?

YouTubeを見ること。中身がないですよね(笑)。以前私は韓国の芸能人が好きで、以前EXOのとくにセフンがとても好きでした。すっかりハマっていた時は男性グループも女性グループもタイ語字幕が付いているものは全て見ていました。でも単に好きだから見ていただけで、あんなふうになりたいという考えはまだありませんでした。心の奥底であんなふうに美しくてカッコいいパフォーマンスをできたらなという願望だけはありました。でも真剣にあんなふうになるために何か頑張ろうとはちっとも考えていませんでした。

でも例外なのは高校2年生でチアリーダーになった時です。でも無理矢理やらされたからなんです。やってみると私でもできたんです。ただ自信がないことだけがネックでした。披露してみんなの目にどう映るかが怖かったんです。私はちゃんとできているかどうか。だから無理矢理やらされたのは当時としてはいいことだったのかもしれませんね(笑)。

無理矢理やらされてもっともイヤだったことは何か?

野菜を食べることです(笑)。最近、番組撮影で私は野菜を無理矢理食べさせられて、その場で泣き出しました。でも野菜を食べなければいけないから泣いたのではなくて、食べなさい、こうしなさいとプレッシャーをかけられる状況がイヤなんです。とってもプレッシャーをかけられると、泣き出してしまいます(笑)。

野菜を食べなくなったのはいつからか?

物心がついた時にはもう食べていませんでした。何が原因か分かりませんが、母が言うには子供の頃、すり潰した野菜はまだ食べていたそうです。でもやがて成長すると、母がこっそりご飯に入れて食べさせても自動的に吐き出すようになりました。とくにタマネギは本当にダメで、臭いだけでもう無理です。それ以外ではキノコ類、きゅうり、トマト、にんじんならみじん切りにすればなんとか食べられます。野菜を全く食べないのは体に良くないと思うので。

高校進学時になぜ理数系を選択する決心をしたのか?

両親がこちらへ行かせたがっていたことも理由の一部です。それに理科が他のことより好きだと感じてもいました。でも全部が好きでというわけではないです。例えば数学と物理は好きではありません。化学は科目によってはいいです。でも生物学が一番好きなんです。それで(モンクット王ラカバン工科大学理学部)工業微生物学科に進学することにしました。

最初私は人間の身体を研究するのが好きでした。様々な器官の働き、血管はどこそこにあって、全ての細胞、全ての微小な器官それぞれが別個の役割を持っていて、身体を構成している。私はそれってとても奇蹟的なことだと思うんです。微生物に焦点を当てて学ぶ微生物学分野を学ぶようになって、カビや微生物、バクテリアでさらに奇蹟的なことを見られました。カビやバクテリアを悪いものとする一般的な見方をしていたんですが、カビの一部にはアオカビのようなものもあることを知らなかったんです。アオカビはフェノキシメチルペニシリンという抗生物質の元で、バクテリア感染の治療薬として使われています。

高校時にダンスのレッスンを捨てたのち、理系の勉強が順調な中、アーティストになって歌とダンスに再度戻ろうと考えたのはいつからか?

まさにBNK48になる前です。それ以前、私は繰り返しの生活を送るループにずっといました。しっかり授業に出席して夕方には帰宅してYouTubeを見るという。これだけしかしていないことに、なんで私の人生は何もないように見えるんだろう、本当に実感できることを何もしていないと感じるようになりました。両親も私の引っ込み思案なところを心配していました。その頃20歳でまだそんなに歳だと思わない人もいるかもしれませんが、私は大人になり始めたからには今以上に人生に真剣になれる何かをしてみたいと思いました。それで色々な仕事に応募してみたんです。それにはその時募集中のBNK48も含まれていました。何なのか分かっていないにも関わらずにです。と言うのは、今までAKB48に興味を持ったことがなかったからです。でも歌とダンスという語を見て応募してみました。

何かをしたいという気持ちは、そう思うに至った特別な出発点が何かあったのか?

突然ふっと湧いて出て来たんです。私は子供の頃から死についてよく考えてきました。私達はいつか死ぬんだから、せっかく生まれて来たのに何か一つでもやってみないままこの世を去ったらどんな感じだろうと。でもただずっと考え続けてきただけです。先ほど言ったように20歳になって、やっとそのことを真剣に考えました。それ以前の生活は全力で子供でした。何をメインとしてやるべきか、この職業にすべき、あの職業にすべきということは考えたことがありませんでした。

大人から大きくなったら何になりたいかと尋ねられた時、ヌーイの答えは…。

子どもの頃は医者になりたかったんです。大きくなって頭がダメだと思い、弁護士になりたくなりました。と言うのは、名探偵コナンを見るのが好きだったからなんです。さらに大きくなって、自分でビジネスをしたくなり、色々な職業に就きたくなりました。でも見栄えが良くて安定しているから多くの人がなりたい考える職業という基準に沿った夢で、本心から私が好きだったり興味を持っていたりするものではありませんでした。と言うのも、ダンスのように私が愛することについて自分の気持ちを表す自信がなかったからです。

今では、BNK48は100%自分の夢だと言えるか?

そうです。自信を持っていえます。BNK48とは何なのかを知らず、見たことのある他のアーティストのように歌って踊るのだろうとだけ考えていた人でしたが、入ってみるととてもハードでした。生写真セットの撮影があって、握手会があって、水槽(※BNK48 Digital Live Studio)でのライブがあります。馴染みのない多くのルールがあります。例えば、ファンとの写真撮影禁止。私は断らなければならないことに毎回申し訳ない気持ちになります。ハードな練習をしなければなりません。批判の声に遭い、希望が適わず、悲しんで。どんどん乗り越えていくうちに、いつ頃からか分かりませんが、気付いた時には、BNK48の全てが私にとってとても愛してかけがえのないものとなっていたんです。と言うのも、ここに来るまでは生易しいものではなかったからです。運営、先生、スタッフのみなさん、私達は本当にゼロから助け合ってきました。私はそれを誰にも壊してほしくありません。今の夢は、BNK48を今よりも強固なものにすることです。

BNK48を望むような強固なものにするという夢のために、ヌーイは何をしなければならないか?

まずはじめに、今私は『初日』のセンターの役目をミュージック-プレーワー・スタンポンと共に戴いています。なのでこの責任にベストを尽くしたいと思います。この曲は先輩グループAKB48にとって大事な曲で、応援という面でとても良い意味が込められています。だからこの曲がたとえ『恋するフォーチュンクッキー』のように聴いて耳に残る曲ではないとしても、このパワーを送り、努力を送る責任をできる限り最大限務めます。少なくとも、聴いた人が私達の曲からパワーを受け取ったと感じて帰ってもらえるようにしたいです。

この曲でとても好きな一節は「努力という言葉は 一生懸命な人を傷付けない」だが、一方で人生において努力に傷付けられてきたと感じている人も大勢いる。そう思っている人達に何か言いたいことはあるか?

努力にはいろんな種類があるんです。まだ自分の時が来ていないために長い時間がかかることもあります。簡単な例を挙げると、グループに入った最初の頃の私自身ですが、恥ずかしがり屋の子で、部屋の隅に座り、知っている人がほとんどいませんでした。スタッフの中にはこの人物がBNK48にいることを知らない方までいたほどです。でも私は私流の努力をずっと続けてきました。歌のレッスン、ダンスのレッスンに真剣に基礎が無くても取り組みました。知っている人がまだいなくても大丈夫。少しずつ徐々に自分自身を成長させていき、最終的にとても小さなことかもしれませんが、私をダンスが美しいと褒めてくれる人がいるだけで、私は嬉しいんです。私にとってはそれだけでも私の努力が報われたことを意味します。

BNK48がプロモーションを開始した当初、ヌーイはプロフィール写真でイメージを壊された一人だとファンが言っていたようだが、それについてどう感じるか?

あの写真は本当に酷く見えました(笑)。でも本当のことを言うと、私はスタッフの罪だと考えたことはありませんよ。だって第一に私は写真映りが元々良くないですから。第二に私は恥ずかしがり屋で写真撮影は一番嫌いなことなんです。それから私は生写真セットや何かの写真撮影をしなければならない時は毎回とても緊張します。自然を装うと頑張れば頑張るほど硬くなってしまいます。自分が良く見える角度を知らないぐらいですから。それで出来上がりはご覧のとおりになりました。この点を考えると、ファンとのツーショット写真撮影禁止のルールは、ひょっとしたら私にとって最善なのかもしれません(笑)。

恥ずかしがり屋の性格に打ち勝つ方法はどんなものか? 大勢の人の前でパフォーマンスをしなければならない「アイドル」としての立場で聞かせてほしい。

第一に目標を持つことです。私がBNK48に入ったのは、真剣に何かをしたいからです。チャンスが到来したからには、自分自身を成長させるため全てに打ち勝たなければなりません。私は全ての時間を歌のレッスンとダンスのレッスンに費やして、パフォーマンスを最高のものにするために活かしています。もしまだ恥ずかしがり屋にとどまって、部屋の隅に隠れているのなら、私はなんでここに入って来たのか? 歌が終わった時やステージ裏にいる時は今でも恥ずかしく思う時があります。それは問題ないです。でもいざステージ上に立って人様の前に出たら、私は全てを全力でやらせていただきます。そうすれば後悔せずに済みます。

BNK48を今まで知らなかった人が、今はアイドルとしての自分の役割をどう理解しているか?

入った当初、私はダンスという一つのこと以外他のことは頭にありませんでした。今ここまで来られたのは私だけではありません。さらに何人ものファンが私も待っているんです。例えば、ステージに出てパフォーマンスをして、観客の方々に幸せを感じて笑顔になってもらえたり、私が微笑んだ時に手を振ったり挨拶してくれたり。ご飯食べた?って聞いたり。それってただそれだけのことなんですよ。でも生きていく上でのパワーを感じてもらえるんです。中にはメッセージを送ってきて「今日はとても落ち込んでいたんだ。でもヌーイの姿を見たら元気が出た」って言う人もいます。これが私がアイドルをしていることから得られる幸せなんです。

第一義的にアイドルと言う言葉は、他人に元気を与え続ける人を意味します。私はパーフェクトな人間ではありません。でも私達は他人に幸せを送り続けることのできる何かを持っています。例えば私はあまり美人ではありませんが、私が微笑むと魅力があるという人もいます。私は努めてよく微笑むようにしています。もしかしたら微笑み過ぎだとかファンと遊び過ぎだとか注意される時もあるかもしれません。と言うのは、時々車に乗る時に私はファンに手を振ります。するとファンはさらに私達の車に近づいてきて危険な状況になってしまいます。でもその時の考えは、ファンの中には私を何時間も待っていた人もいたと思うんです。私に会う5分にも満たない時間のために。みんなは私よりずっと疲れています。だからみんなに会ったら、私はみんなに最大限何かをお返ししたいんです。

BNK48に間もなく2期生が加入するに際して、とくに何か準備をしなければならないことはあるか?

何も準備する必要はありません。と言うのは、準備をしっかりしなければならないのは、加入間近の2期生のみんなの方だと思うからです。私達は歌のレッスンとダンスのレッスンを長時間受けてきました。でも2期生は私達のようにダンスができるようにする時間がずっと少ないです。私は準備の他に大事なことは、まず私達が会うことだと思っています。みんなが異なる家庭から来ていることは勿論だからです。1期生でさえ長く一緒にいても自分を直して合わせなければなりません。まだ知らない2期生とは、振る舞いを融解させて合わせることが第一番です。私は1期生だ、2期生だよと競い合わなければならないと考えているのではありません。だって加入してここにいる時点でみんなは同じBNK48なんですから。

自分のファンがBNK48の2期応募者に熱を上げているのを見てどう思うか?

わあ、しょっちゅう見ますよ(笑)。率直に言うと私はファンの独占欲が強いんです。その、私が独占欲が強いのは本当ですよ。だって私は独占欲が強いという言葉を私にとってとても大事なことに使いますから。そしてファンは私の大事な人達です。とくに私とずっと一緒にいてくれたファン、私がまだ部屋の隅の子で恥ずかしがり屋だった頃から応援してくれた人。でもそんなファンらはいつもアドバイスをくれて、元気づけてくれました。例えば最初の握手会では、私のファンはまだ小さなグループでした。今でもまだ大きくないですよ(笑)。でもファンらは頑張って入れ代わり立ち代わり列に並んで、私に淋しい思いをさせたりイヤな気持ちになったりしないようにしてくれました。彼らは私の気持ちをとても心配してくれるんです。だから彼らに私といてほしい。一人でさえも失いたくない。彼らが他の人に熱を上げているのを見るとちょっと取られたくない気持ちが起こります。でも少し注意を促すような感じで、怒るまではいきません。でも至急帰って来てね。

 

(ヌーイがファンへの「独占欲」症状を見せた例)

 

ヌーイはBNK48になって以来両親を一層愛するようになったと語ったことがあるが、そう感じさせるに至った出来事が何かあったのか?

私は元々両親を愛していますよ(笑)。でもBNK48になってから本当に一層はっきりしたんです。例えば、レッスンをして終わるのが夜9-10時で、午前4時に起きて翌朝の仕事に行かなければならないと、父はいつも送り迎えをしてくれるんです。時には父は帰宅してもう寝ていたりするんですが、レッスンが終了すると急いで出て迎えに来てくれるんです。そして朝、父は起きていつもどおりに仕事に行かなければなりません。なので両親というは我が子に本当に多くのことができる存在なんだと益々感じています。車で帰る際に父に「お父さん疲れた? 大丈夫?」と尋ねたら、父は「お父さんが送り迎えしたほうが、ヌーイが自分で車で帰宅するより安心できるんだ」と答えました。父は私の安全のためには何でも厭わないんです。こんな答えを聞いて一層、わあ、私は父にいくら感謝しても足りないと感じました。

近日オープンのBNK48劇場でのパフォーマンスについて、メンバーを代表してヌーイに語ってほしいのだが、見に来るファンは他のイベントと比べてどんな特別なものを見られるのか?

さまざまなイベントでのBNK48のコンサートを見るのは、私達が約束して外に出て行って会うようなものですが、劇場でのパフォーマンスは、みんなを私達自身の家に招待してパフォーマンスを見に来てもらうようなものです。劇場の規模が大きくないことで、ファンは私達の姿をはっきり見えるだけでなく、私達もファンのみなさんを同様にはっきり見えるんです。それは私達が見せるパフォーマンス、表情、歌、メッセージのディテールをよりはっきりした角度で見ることができます。私はそれが最高のショーと言えるかどうか分かりませんが、確かに言えることは、最高に心温まるショーです。と言うのは、私達は顔を合わせて、本当に間近に会話ができるからです。

 

参考までに

  • 野菜を無理矢理食べさせられること以外に、ヌーイが無理矢理やらされるのがとても嫌いなことは、遊園地のスリルのある乗り物に乗せられること。またSNSに写真を投稿するのもヌーイはとても苦手で、最初の頃彼女は活動や自分の写真を他のメンバーのようには投稿しようとしなかったほどで、当初からの「隠れキャラ」というあだ名の由来の一つにもなっている。
  • BNK48がパフォーマンスで使用する劇場は350座席の劇場で、The Mall Bangkapiの4階にある。4月26日オープン予定。